聖和学園のサッカー戦術の考え方
聖和学園のサッカー部はなぜ
あんなにも一人一人試合でボールを
持つかわかりますか?
分からない人は大体、
「持ちすぎだよ」
「シュート打てよ」
「早くパス出せよ」
とうような意見の人が多いです。
ただ聖和学園も好き勝手適当に
ボールを握っているわけではありません。
周りから見たらふざけてる
と思う人もいるかもしれません。
しかし本人たちは真剣に
サッカーをしています。
聖和学園の選手があれだけ個人で
ボールを保持する理由は3つあります。
一つ目は、
「常に数的有利を
作りたいから」
です。
例えば、1人で3人をドリブルで抜くこと
ができればサッカーは、
11人対8人になります。
そういった数的有利な局面を
常にいろんな状況で作れれば
試合を有利に進められます。
二つ目は、
「ドリブルで全員抜くことが
できれば得点は確実」
だからです。
1人のドリブルが全員抜ける能力が
あればあとはガラ空きのゴールに
ボールを流し込むだけです。
ただそれは究極な理想の話です。
3つ目は、
「楽しいから」
です。
まず聖和学園のサッカー部の
選手は全員ボールを触ること
ドリブルが大好きです。
やっぱりサッカーにおいて、
というかスポーツにおいて
1番大切なことは、楽しむことです。
他の高校みたいにやらされてる
サッカーではなく、聖和学園の選手
達はどれだけサッカーを楽しめるか
というところを大切にしています。
練習も自分たちで考えて、
自分たちで準備して行います。
そういった環境でサッカーをしてるから
こそ、あのレベルの技術が身についてる
と思います。
なので聖和学園はまだにボールを
持っているわけではなく、こういった
理由があってボールを持っている
ということを理解してください。